つながるこころの活動について昨年から今年にかけ、日本だけではなくアジアにおいても、災害による悲しみ、苦しみを経験する方が多くいる事を心に覚えます。この度、スマトラ沖地震・津波およびフィリピンスーパー台風の被災地で復興活動に参加している、アジア学院卒業生の支援を始めました。 アジア学院は1973年の創立以来、栃木県那須の地において、30年以上にわたり、アジア・アフリカで活動する農村リーダーの養成を行なってきました。その卒業生は、1000名を超え、世界各地で活躍しています。 今回のスマトラ沖地震・津波等は、卒業生たちの活動している諸地域を襲いました。家も施設も何もかも流されてしまった地域、地震による崩壊のため地形すら変形してしまった地域、浸水により泥ぬま状態となり支援物資を届ける事もままならない地域等、その被害の大きさは皆様も新聞や報道を通して既にご存知の事と思います。 今回は、アジア学院での9ヶ月間の研修を終え、その後地元に根ざして活動を続けている卒業生の団体に、救援金を送付します。 (画面左上救援金送付方法ページを参照下さい) 彼らの団体は、長年にわたり人々と共に地域の課題に取り組んでおり、現在、被災地の只中にあって、懸命に復旧活動に取り組んでいます。 大きな諸団体が活動する中、このような地元密着型の団体を応援することも、大切なのではないかと考えています。 私たちは、この活動を 「つながるこころ」 と名づけました。 一人ひとりにできることは小さなことかも知れません。しかし、それがつながっていく時、大きな一歩になるのだと信じています。 人々と共に復興を目指す卒業生のありのままの活動が、皆様の心に届くよう、彼らからのメッセージや、救援金の活用される状況も、随時報告させていただきたいと考えております。 |